2015年2月25日水曜日

Vodka blind justice


"ウォッカバーってあるんですかね"
"あるわけねぇだろ、こいつらただのアルコールだぞ"
"絶対ありますよ"

"あ、あるな"

最後にジントニックで締め

"何がウォッカバーだよ!ジントニックで締めてんじゃねぇか"

"ここは?"
"これ、ただのロシア屋じゃねえか!blavodとかイギリスのだぞ"

"ただのアルコールですもんね"

"でも、ウォッカの高いやつ飲み出したら本物ですよね"
"ただのアルコールだもんな"

"でも、次の日楽なんですよね"

何処まで純度を高められるか。
ただのアルコールなんかじゃない。味がないからこそ、造り手が試される。
ノーギミックの世界へようこそ。

"ドライのベルモット下さい"
"サンクトペテルブルク足してみるか"

3rd eye blind が流れる。

"お願いします"

僕らは目を閉じた。

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