"ウォッカバーってあるんですかね"
"あるわけねぇだろ、こいつらただのアルコールだぞ"
"絶対ありますよ"
"あ、あるな"
最後にジントニックで締め
"何がウォッカバーだよ!ジントニックで締めてんじゃねぇか"
"ここは?"
"これ、ただのロシア屋じゃねえか!blavodとかイギリスのだぞ"
"ただのアルコールですもんね"
"でも、ウォッカの高いやつ飲み出したら本物ですよね"
"ただのアルコールだもんな"
"でも、次の日楽なんですよね"
何処まで純度を高められるか。
ただのアルコールなんかじゃない。味がないからこそ、造り手が試される。
ノーギミックの世界へようこそ。
"ドライのベルモット下さい"
"サンクトペテルブルク足してみるか"
3rd eye blind が流れる。
"お願いします"
僕らは目を閉じた。
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