2016年7月8日金曜日

Chill out

お仕事でロシアに行ったりしました。
感じたことは、
日本の政治、思想的価値観の根底はあくまでアメリカにあるんだなって事。批判するにも肯定するにも。

ロシア人の国家の存在意義はアメリカとはまるで違います。彼らの幸せも違います。そこが理解できないとプーチンが何故あそこまで長期政権を保てるかも理解できません。

何言いたいかって、国家間のネゴシエーションも基本は通じません。いくら話し合っても。何故なら根本の価値観と向かう方向がまるで違うから。国としての存在意義の考え方が違うのです。
平たく言うと、年金貰えないから払わないとか、いくら使うとか、いくら稼げるとかどうでもいい場合もあって、そこに国家があり、少なくともよその連中に高かろうが低かろうが脅威のない生活を送る事が最重要って人々もいるのです。

いいに決まってる、悪いに決まってる。
この価値観自体がそもそも植え付けられた相対的なものなのです。

株価なんて関係ない。
生活水準を保つ上で関係あります。
資源を持たない日本の治安も生活水準も教育も、全てつながっています。

日本史の授業で現代史を教わった人がいるでしょうか、大概時間無いで明治位まで。そんなわけありませんよね。そんな国で育ったのです。教育カリキュラム自体その程度です。レベル低すぎです。主観の塊です。絶対的勉強量足りてません。時間だけ過ごすのみ。チルですチル。

ハーバードのサンデルが話す政治哲学とか、議論の方法論としてとても考えさせられます。いい悪いではなく、方法論として。
哲学なんて無駄な学問と思われがちです。算数ですら無駄だって言い切る人間のいる世界ですから。
でも、やっぱり何事も知識や方法論や理屈を知らなければ考えるという人間固有の本能すら捨てるに等しい。

今の日本がみんなで裸踊りしているだけにしか見えないのです。
なんでこんな事を書くのでしょうか。

そう、それは暇だからです。
暇だからです。

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