酒飲み考察
1.味わい、深み、うんだらすっだら。
こう言う人々がカルチャーを支えてきた土台。
樽で寝かせる事による風味の変化、アルコール臭の風化、秘密のスパイス、原料、製法。お金を払うことを惜しまない。
2.アルコール香lover
とにかく理由もなくアルコールの匂いを愛する。
長熟物より若い酒を愛する。
このアルコールの香りを楽しむ最高峰がウォッカ。あれは味を楽しむのではなく、そのピュアなアルコール香を楽しむ物。高いものや丁寧な物ほど保健室の香りになる。
究極はウオッカウーロンかウーロンハイ。
ウーロン茶はアルコール臭をブーストする究極。同じお茶割りでも、緑茶等ではそのアルコール臭を消す。若い人が茶割やジャスミン割りに移り変わるのもそんな由来から。
3.ドラッグ摂取
ここ日本で実に自由なドラックは酒。
アルコールはドラックの作用の中でもきっと上の中クラス。他の国から来た人達が1番喜ぶのがどこ行っても買える飲める。そして何時でも。公園で爆飲みとか許される国は稀。実に稀。
酔っ払いたいきまりたい。酒は強めのドラッグ。
4.飯の友
食べ物の味をブーストさせる酒もあるので、とにかく食いたい為に飲む。
代表はワイン、日本酒といった醸造酒。
食べながら飲むって意外と稀なカルチャー。
食事と飲酒は分ける傾向。
赤は食事用、白は飲酒用。そう分けるヨーロッパ人は意外と多い。あるフレンチ曰く、飲むのは冷えていて欲しいから白。
このウイスキーに合う食い物は?と聞かれることがある。何時も回答は、”そんなもんない。”
安い酒は不味いとか、
高い酒は美味いとか、
そんなヒエラルキーなど存在しない。
知識も必要ない。
だから種類置いて店の来店者層に合わせた価格帯のものを毎日探している。
シングルダブルも定義などない。
なんとなく。
70mlでダブルもあれば、50mlのシングルだってある。店次第。
チェイサーは読んで字の如く、追う酒。
本来はビールのチェイサーがウイスキーとなる。
チェイサー≠水。みずくれーでよし。
ハイボールはサントリーのマーケ用語。
蒸留酒を何かで割ればすべてハイボール。
ソーダはコーラもスプライトもソーダ。
炭酸水はクラブソーダ。
ウイスキーウィズソーダで普通に7up割とか出てきても文句なし。
難しくない。
甘くないいくらくらいの酒、炭酸割でとか、
何を何で割ってとか、
なんでもカウンター越しに聞けばいい。
BARは自由だ。
酒が強いか弱いかもいうといい。
アルコール強弱マッチングと嗜好無しにお勧めなど存在しない。
これが好きと言うより、これしか知らないが多い。
勿体ない。2千円ドブに捨てるほど高くはない。
冒険しよう。
クラフトジン?
ジンなんて元来クラフトカルチャーが産んだ代物。定義が実に少ない蒸留酒の一つ。
あんまりお金出さなくても、充分合った物がある。年配の方にとっては安酒の代名詞。
そう思う方には今のジンを飲んでいただきたいし、クラフトを押す人にはトラディショナルなずっと変わらない何処にでも売っているジンを呑んで頂きたい。
以上雑感
ハンバーガー屋
DMC
0 件のコメント:
コメントを投稿